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光悦書/宗達下絵『新古今和歌集「旅の秀歌」』木版画
光悦書/宗達下絵『新古今和歌集「旅の秀歌」』木版画

価格:105,000円

商品の詳細 作品名新古今和歌集「旅の秀歌」作家名光悦書/宗達下絵技法 木版画軸装サイズ171×89cm 限定250部(22/250) 版上サイン 新品 表装済 高級桐箱【作品解説・掛軸】 「誰となき 宿の夕べを 契にて かはる嵐を 幾夜問ふらん」 「問ふ人も 嵐吹きそふ 秋はきて 木の葉に埋む 宿の道芝」【作者略歴】■本阿弥光悦書/俵屋宗達下絵(ほんあみだこうえつしょ/たわらやそうたつしたえ)■俵屋宗達 生没年不詳。


「俵屋」は京都上層町衆を相手に扇絵、料紙装飾、屏風などの装飾絵画の注文制作を手がけた絵屋である。

本阿弥光悦の指導により宗達のもたらした大胆な意匠化、装飾の革新はニューモードとして世間の支持を得た。

中でも本阿弥光悦との合作〈鶴下絵三十六歌仙和歌巻〉の、時間的経過を感じさせるアニメーション的発想の下絵は見事である。

水墨画、屏風絵、襖絵の制作など活動をより公的な場に広げ、時期は定かでないが1630年以前には法橋位を与えられている。

人物像はほとんどわかっておらず、その作品の際立った芸術性に魅了される。

 俵屋宗達の名は、大正の中ごろまで一般にはあまり知られていませんでした。

やがて、個性的で力強い宗達独自の芸術が脚光を浴びると、同時に、宗達をコーディネイトした本阿弥光悦のマルチな活躍にも関心が高まりました。

二人の再評価の背景には、大正期特有の、個性重視の芸術観があったといえるでしょう。

本阿弥光悦 京都生まれ。

工芸家、書家、画家、出版者、作庭師、能面打ち、様々な顔を持つマルチ・アーティスト。

優れたデザイン・センスを持ち、すべてのジャンルに名品を残した。

特に書の世界では近衛信尹、松花堂昭乗と共に「寛永の三筆」の1人に数えられ、光悦流の祖となった。

 生家の本阿弥家は京の上層町衆。

足利尊氏の時代から刀剣を鑑定してきた名家。

刀剣は鞘(さや)や鍔(つば)など刀身以外の製作工程に、木工、金工、漆工、皮細工、蒔絵、染織、螺鈿(貝細工)など、様々な工芸技術が注ぎ込まれており、光悦は幼い時から家業を通して、あらゆる工芸に対する高い見識眼を育んでいった。

その後、父が分家となり家業から自由になった光悦は、身につけた工芸知識を元に、好きで勉強していた和歌や書の教養を反映した芸術作品を創造するようになった。

 やがて40代に入った光悦は、才能があるのに世に出る機会に恵まれない1人の若手絵師、俵屋宗達と出会う。

1602年(44歳)、光悦は厳島神社の寺宝『平家納経』の修理にあたって宗達をチームに加え、彼が存分に実力を発揮できる晴れの舞台を提供した。

宗達は見事期待に応え、この後『風神雷神図屏風』など次々と傑作を生み、30年後には朝廷から一流のお墨付き(法橋)を授かるほど成長した。

【掛け軸寸法・体裁】■寸法  縦126×横43cm(木版摺り双幅茶掛け)■絵寸法 縦18×横17cm■表装 三段表装・風帯付■本紙 紙本■軸先 陶器■箱  高級桐箱収納※毎日新聞社発行他の◆光悦書/宗達下絵◆作品を検索

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